2015/12/25

RNR TOURSが選ぶ、2015年良く聴いたメロディックパンクアクト厳選特集


今年、RNR TOURSでは世界中のメロディックパンクバンドのツアーをブッキングしてきた。待望の来日となったMuteや、Bedtime For Charlie、The Decline、Versus The Worldといった再来日ツアーも手がけた。特に力を入れたのは、ヨーロッパの若手メロディックの発掘。国内レーベルの心強いサポートによって実現されたツアーも多く、メロディックフリーク達にとっては、楽しい一年になったのではないかと思う。

現在メロディックパンクが熱いのはなんといっても、ヨーロッパである。Fat Wreckリヴァイヴァルもあってか、Masked IntruderやBad Cop/Bad Cop、Teenage Bookrocketスタイルが人気であるが、古き良きメロディックパンクも若干リヴァイヴァル気味なのである。来年にはBelvedere、A Wilhelm Screamの新譜リリースが決定しているのは、ファストメロディックリヴァイバルが起こりそうなヨーロッパに火を付ける可能性があることを示唆している。

今年、メロディックパンクのツアーをしながら良く聴いていた楽曲をいくつかピックアップしてみました。気になるバンドがいたら、物販買ったり、応援メッセージを送ったりしてサポートしましょう。来年のメロディックパンクは間違いなく熱くなる!

Propagandhi - Audition Footage
個人的に今年一番のビッグニュースは、Propagandhiの新ギタリストに女性メンバーが加入したこと。新メンバーのSulynnはギターテクニックの講師として活動していた人物で、上記の動画ではコーラスも務めている。実力も素晴らしいし、すでにバンドのムードメーカーとしても重要な存在になっているようだ。新譜のリリースもあるのだろうか、楽しみである。

Darko (イギリス)
Dead Neckのドラマー、ボーグが在籍するイギリス出身のメロディックパンクバンド。HeartsoundsやHalf Hearted Heroが好きなら間違いなしの絶妙な哀愁具合と、力強いボーカルが◎。おそらくギターはメタラーであると思われるギターソロパートがたまりません。来年来日させたいバンドのひとつ。


PMX (スコットランド)
1997年結成と実は活動歴20年近くを誇るスコットランド/パースのメロディックパンクバンド、PMX。新作"Dark Days EP"が最高でよく聴いていた。スコットランドらしい、牧歌的で温かみのあるメロディとサウンドプロダクションが◎。


Blowfuse (スペイン)
間違いなく、2016年人気爆発するであろうバンド、Blowfuse。80年代のヴィジュアルイメージをそのまま現代で体現しているのは彼らのみ。


Atlas Losing Grip (スウェーデン)
スウェーデンメロディック重鎮、Atlas Losing Gripの新作"Currents"は今年一番聴いたかもしれない。メロディックパンクであるかは微妙なところであるが、Atlas Losing Gripによる最高のロックアルバムであることは間違いない。同郷のSatanic Surfersよりも僕は彼らが好きである。


Rehasher (アメリカ)
スカレジェンド、Less Than JakeのJakeがやっているソロプロジェクト、Rehasherのニューアルバム、"Make The Noise"はLess Than Jake以上に良かったりしてびっくりした。Jakeは好きなタイミングで、好きなように作った曲しか入っていない、というのも気が抜けていていいし、New Found GloryやZebraheadなどのポップパンク好きにもおすすめしたくなる最高に爽快なポップアルバム。


  Sic Waiting (カリフォルニア)
Red City RadioやDirect Hit!をフェイバリットにあげるSic Waitingの新作"Highway Miles"が素晴らしかった。上記に挙げたバンドの影響をダイレクトに表現するのではなく、NOFXやNo Use For A Name、Rise Againstのルーツも含めながら体現しているところが素晴らしい。これはライブで大合唱でしょう。

  Edward In Venice (イタリア)
https://www.facebook.com/EdwardInVenice
完全なるオリジナリティを確立したEdward In Veniceの新譜"Howler"は5月のジャパンツアー後も本当によく聴いていた。現行ユーロメロディックの中でも最もハイセンスなスタイルであると思う。激情系〜The Story So Farなどのメロディックポップパンクリスナーにまでおすすめしたいバンド。


Flag On Fire (アメリカ)
自分達が影響を受け続けてきた、90' Fat Wreck/Epitaphサウンドをやる為に結成された5ピース。ここまで直球なバンドは最近なかなかいないでしょう。Bird Attackの強力なサポートをつけ、来年はCast Offとのツアーも控えている。


Hate It Too (カナダ)
カナダ/ケベック出身の4人組。カナディアンファストメロディックのスタンダードを継承するバンドだ。聴き込むほどに味の出るニューアルバム、"Purple Mountain"は本当に名盤なので哀愁メロディックパンク好きはマストでチェックしてほしい。


Rebuke (スウェーデン)
今年Money Left To BurnとのスプリットEPをリリースしたRebuke。12月に来日したDead Neckのベース/ボーカル、アンディがかつてドラマーとしてRebukeに在籍していたとしってびっくりした覚えがある。また、個人的にジュラシックワールドの公開前後にこの楽曲を聴いてめちゃくちゃアガってたのを思い出した笑


Screeching Weasel (アメリカ)
来年で結成30周年を迎えるメロディックパンク/パワーポップバンド重鎮、Screeching Weaselのニューアルバム"Baby Fact"は、Masked Intruderや、Bad Cop/Bad Copら現行Fat Wreckサウンドや、Teenage Bookrocketが好きならチェックしてほしい。再評価、というより彼らはいつも、間違いなくいい。過去リリースした13枚のアルバムを聴き返せとは言わないが、どれも素晴らしい。

Pears (アメリカ)
Fat Wreckが大プッシュしているのは、ニューオーリンズ出身のハードコアパンクアクト、Pears。ハイエナジーながらもグッドメロディがアルバム全編に渡って聴きどころになっているし、バンドのヴィジュアルイメージも悪くない。パンクの枠を超えて活躍してほしいバンドのひとつである。

 BeerBong (イタリア)
イタリア産高速メロディックといえば、BeerBong。長らく活動してなかった彼らが帰ってきた!現役時代よりもさらに早くなってる気がする笑 来日も含めて期待したいところ!


I Still Function (カナダ)
Asado、Waterfrontのメンバーによって結成されたメロディックパンクバンド。Asado全盛期の高速メロディックサウンドは、I Still Functionによってより硬派なスタイルで体現されている。高速パートだけでなく、ミッドテンポな泣きのギターソロパートもおやじくさくて最高です。


Fake Legacy (スウェーデン)
Satanic Surfers、Atlas Losing Gripに次いでスウェーデン・メロディックといえば、Fake Legacy。ニューアルバム"A Beloved Masquerade"は哀愁メロディックの現行究極系かもしれない。